本の原稿ー2
2019年02月03日
高橋信次の遺言
2019.2.1 18:31
菅原 秀氏の本のページ238から
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高橋信次の死後、三宝出版の遠藤さんが私あてに『月刊GLA』を送ってよこした。高橋信次の最後の原稿が載っていた。それは奇想天外なものだった。
太陽系霊団というものについて説明している図入りの文章だった。それによれば、高橋信次はエル・ランテイの生まれ変わりだという。神理を実現するための本当のメシアであり、三億六千五百年前に、銀河系のひとつであるベータ星から、宇宙船に乗ってやってきたという。
到着したのは、ナイル川の三角州の東側でエデンとよばれた場所であった。エル・ランテイと一緒にやってきたのが、七人の天使であり、天使長はミカエルという。
そして、ミカエルはその後、如来たちの悟りを邪魔しようとするサタンとの戦いを継続しているという。
一般の人には何がなんだかわからない文章であるが、GLAの幹部たちにとっては救いのような文章であった。
つまり、以前からミカエルの生まれ変わりといわれていた佳子が、教理的に高橋信次を支える存在であるということが明示されていたからである。幹部たちにとっては大事な遺言でもあった。
「先生は佳子さんを後継者として指名なさった」
佳子には、過去生の魂としてすでにミカエルが出現しており。講演会などではミカエルの霊が佳子に降りて、彼女の口を借り、説法をしていたからである。ちなみに佳子自身は、ミカエルのことを「マイカエル」と発音している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用おわり
三億六千五百年前となっていますが、第二の計画や第三の計画では万がついて、三億六千五百万年前とされています。また、「銀河系のひとつであるベータ星から」となっていますが、「マゼラン星雲のベーエルダ」という表現になっています。
第二の計画というのは、1981年から始まった大川隆法師の「幸福の科学」の事であり、第三の計画は1994年から始まっていたチャネラーのアマーリエを中心とするレムリア・ルネッサンス活動の事である。
そこで、昨日再び国会図書館に行って調べてきました。GLAの月刊誌を創刊号から1977年まで綴じてある10巻を図書館の指導員 の助けを受けて借り出しました。
1976年7月号に太陽系霊団の記事があって、銀河系のひとつのベータ星とも書いてありました。
その記事と表紙と目次をコピーして帰ってきました。
去年調べた時はGLAの全てを借り出して太陽系霊団の記事を見つけて、エル・カンターレの名前が出ていないなと思って帰りましたが、今回の記事の図の中に、仏陀系カンターレとあるのに気がつきました。ちなみに、キリスト系はアガシャーとなっています。コピーした表紙と記事をアップしたいのですが、まだブログの容量をアップしていないので後日写真をアップします。
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追記 2020/01/14 17:21
上の表紙と太陽系霊団の図を下にアップします
なお、7月号の次の8月号はタイトルが変わって、ミカエル ザ メッセージ
というタイトルの別の一冊として保管されていました。去年は見た覚えがないので国会図書館の保管方法が変更されたように思います。私の思い違いかもですが。
その8月号の編集後記に月刊誌のそもそもは「ひかり誌」でGLAになり今回また変更された。とありました。9月号がなく10月号以降はまたGLAのタイトルでした。
GLAは神のゴッドと光のライト、多分アソシエイションのAだと思います。
帰りに新宿の紀伊国屋に寄って、きれい・ねっとのスピリチュアルメッセージシリーズの続編が出ているかを確認。まだ90号代は見当たりませんでした。3階フロアの歴史や思想、宗教コーナーを一通り見て、一冊の本を買いました。
『「日出処の天子」は誰か
聖徳太子ではない!!』
大下隆司/山浦 純 著 ミネルヴァ書房 2018年8月10日 初版第1刷発行
2019.2.3 12:50
追記 2019.2.3 12:50
3億六千五百年に関して、太陽系霊団の系図の記事の中では明記されていませんでした。しかし、8月号の中の高橋信次とミカエル連名の記事の中にその年、3億六千五百年という万のない言葉がありました。
またカンターレの件は太陽系霊団図(人類はみな兄弟と書かれています)の中に;
(メシア)光の分霊として
(エホバ)◯アガシャー系(イエス)
(ブラフマン)◯カンターレ系(釈迦)
(ヤハウェー)◯モーゼ系(モーゼ)
となっています。
一番上に大宇宙大神霊
とあってその下に神の光とあり、その右に、(黄金色)。左に、(霊子線)とあります。
その神の光の下に大きな黒丸があって、その横にエル・ランテイー(真のメシア)とあります。これが九次元、宇宙界となっています。その下が八次元で太陽界と如来界に別れ、太陽界にはミカ・エル(真のメシアの助力者)(如来界の天使長)であり、如来界は九次元の神の光が(プリズム)で七色の光に分光されて、八次元のミカ・エルに集約され、そこから六本の線でガブリ・エル、ウリ・エル、サリ・エル、ラグ・エル、パヌ・エル、ラファ・エルとなっています。ガブリ・エルの下に(アラー)◯マホメットが右端にあって上のエル・ランテイーと破線で結ばれています。
その横には(光の天使の助力者)◯セラ・ビム(水)数百人(菩薩)と、◯ケル・ビム(火)数百人(諸天善神)とあります。7次元とは記入されていませんが、位置的には一番下の枠の中です。
さらに、なぜかミカ・エルから上の九次元のアガシャー系 、カンターレ系、 モーゼ系に破線で結ばれて、その三つの系から破線でガブリ・エルにも結ばれています。
ページ15から24の記事の中の18ページの図です。
この記事にはHというサインがされていますので、多分編集長の堀田氏の記事だろうと思います。
この太陽系霊団図は高橋信次師の作なのか、堀田氏の注釈が加わったのか、真相を知りたいものです。
第二の計画の中の「卑弥呼の霊言」では、ミカエルとされたGLAの後継者はギリシャ神話のゼウスの妻ヘラ様の生まれ変わりですと、卑弥呼こと日向様がメッセージを残されています。
本の原稿ー3へ 続く