高橋信次さんの「心の発見」(縁生の舟 三部作)について

 私達の肉体は、いつか亡びる。
 この現象界に、永遠にとどまることはできない。
 万物万象の移変の姿を、人間はどうすることもできはしないのである。 (神理篇 本文8頁)

 従って、脳細胞がすべての作用を起こす根本であるという考え方は、人間が眼覚めているときの条件時ならば信じられるが、睡眠中の解答とはならない。

 つまり、脳細胞以外の何かの作用の働きがある、と考えざるを得ないし、そう考えるのが自然である。それは何か。 (科学篇 本文72頁)

 私達は、旧来の陋習を破り、自らの心を目覚めさせることが大切であり、実践が自らの心を豊かにする道だといえよう。 

 許すことも愛であり、本人の幸福のためには、きびしく指導することも愛だといえる。

  すべて、個の生命が、人間として、生まれてきた目的と使命を自覚して、自らにきびしく、他人に寛容な心を持って、片よりのない生活をすることが必要だといえよう。  (現証篇 本文217頁) 

 真実なるものは、理に叶い、歴史的にも証明され、現実に現れとしてもとらえ得るものでなければならない。

 本書は、その観点から、心の存在と、人の生きるべき道を誰にもわかりやすく書き著したものである。  

【神理篇】 
  第一章 出・魂之記 
  第二章 転生の葦 
  第三章 神の光と八正道 
  第四章 聖霊と悪霊 
  あとがき 
【科学篇】 
  第一章 神理への言魂 
  第二章 心と科学 
  第三章 彼岸の縁 
  第四章 業の章 
  あとがき 
【現証篇】 
  第一章 目覚めへの道程 
  第二章 霊的現象 
  第三章 悪霊 
  第四章 憑依霊と中道 
  第五章 医学と現象 
  第六章 生命の秘密 
  第七章 縁生の舟はゆく 
  あとがき 


【衝撃を受けた氏の主張】

・ 70年代は「心」の時代と言われている。物質のみを追い駈け、心を見失っていた現代人としても、そろそろ精神面に目を開かなければ、人類全体の破滅にもつながりかねない。
 その意味でも、生命の永遠性と人生の生き甲斐を科学的見地から示した、高橋信次氏の意見と主張は、「心」の時代への先駈けとしてわれわれに衝撃を与え、明日の文明の方向を暗示しているようだ。 笠原一男氏(東大教授・文学博士) 

【氏の科学こそ宗教である】 

・ 所詮、大宇宙の所産である人間は、どんなにあがいてみても、大宇宙の持つ意志の圏外に飛び出して、生き得るものではない。
 大宇宙のエネルギー(意志)こそ神であり、仏である。大宇宙は神の躯、地球はその細胞の一つ。
 人々はこれを調和させる使命・目的を持って地上に生まれているのだ。 だから人間の心のありかたと行ないが、宇宙の法則にのっとってこそ、地上は調和される。
 高橋信次氏の研究の精華は、私がかねがね考えていたものと一致するし、氏の主張は、人間の心のありかたと行ないを、調和へと導く。 山岡荘八氏(作家) 

isbn:4879280011心の発見 (神理篇)
isbn:487928002x心の発見 (科学篇) (心と人間シリーズ)
isbn:4879280054心の発見 (現証篇) (心と人間シリーズ)
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アマゾンのページ

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https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4879280011/hatena-blog-22/

 
縁生の舟というタイトルが心の発見というタイトルに変更されて出版された筈です。
フェイス出版から三宝出版というGLAの出版会社が設立されたと言うこと。
追記 2020.02.11 23:31
国会図書館の検索で、キーワードを縁生の舟とすると、下の通り;

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縁生の舟の検索結果

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縁生の舟が心の発見に改題されたという表示が下記の通り

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心の発見に改題

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高橋信次師の著作の検索結果は下記のブログにあります。

jiiji1941.at.webry.info